kamadango blog

はてなブログプロを5人から勧められたので始めました

夏の京都は暑かった Kyoto.なんか#2に行ってきた

Kyoto.なんか前日

atnd.org

前日に上洛。夏の京都は暑かった。

八瀬という素晴らしい自然いっぱいの場所で、 ピクニック的なものにお邪魔させてもらった。 hitodeさんたちには感謝でいっぱいである。

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さっそく素足で川に。川底は苔むしていて、 さぞ鮎とか旨くなっているだろうと邪念が生まれた。 水切りしたりして遊ぶ。

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この夏はまった、アイスコーヒー用の氷買って、 コンビニハイボール作って飲む。

夜はTeamLabの下鴨神社展示に。 が、1km以上4列で人が並んでいる。。

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宮司さんに伺うと15分おきの入れ替えということで、 夜も更けてしまうから、前に行ってちらっと見る。

light-festival.team-lab.net

TeamLabすごいな。ご飯食って寝る。 京都の人におすすめされたお店が、大人なのに発見できず、 結果土手焼きになった。

Kyoto.なんか

はてなを知ったのはもう10年前とかかな。忘れるくらいブックマークしてる。 大学時代にMobableTypeでブログ書いてて、研究室内アンテナとかあった。 yusukebeさんの影響あって、確かはてぶを知ったんだと思う。

集合知っていうのを知ったのもはてなだったし、 集合知のすごさと面白さを感じさせてくれ、 すげー世界変わるかもな〜というワクワクが止まらなかった。

というわけで、今の自分たちがやっていることも、 とてもはてなに影響を受けていて、 はてなに来るのは、感慨深いことだったんですね。

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Kyoto.なんかの発表はみんなすごく上手で、 難しくてわからないところもたくさんだったんですが、 つい最近、10年前に生まれたものに、 これだけの熱量の人たちが集まることに素晴らしさを感じてました。

問題解決のための情報が全然ウェブにないから、 今日が発信するトリガーになるといいなというmozさんとかすごくよかった。

Kyoto monk

夜は大学時代、隣の部屋に住んでた今井ちゃんのお店に。 いつも「これ食べる?」ってご飯分けてもらってたんだけど、 この度enbokaから独立して自分のお店開いたらしく行ってきた。

Kyoto.なんかでnagayamaさんと話してたら、 今井ちゃんのmonkで働いてる人が以前自分の会社で一緒だったという、 面白なご縁があったので、急遽予約いれて2人で伺った。

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restaurant-monk.com

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ピザを主体としたコースのお店で、その日朝とってきたお野菜つかって、 お料理出してくれる。 大学時代思い出しながら、食べたピザは美味しかった。

縁の回収と新しい縁をいただいた京都。 なんか貢献できるように頑張ります。

散逸構造論が面白かった件

散逸構造論

散逸構造論はイリヤ・プリゴジン氏が提唱した理論。 これで1977年にノーベル化学賞を受賞している。

本読んだり、専門の人に聞いて、 自分なりの理解したことを箇条書きで。

  • 水槽の水にインクをいれると拡散していく
  • マクロで見ると一方方向に拡散していくだけ
  • でも、ミクロでみると色んな方向に拡散している
  • 散逸していくなかに、ミクロではゆらぎが生じている

というもの。それで、

  • カラオケでハウるように、ポジティブフィードバックがゆらぎの一部で起こる可能性がある
  • このゆらぎの増大によって散逸していくだけで、各所に構造が生まれていく
  • これは、水槽のような閉鎖系に限ったことではなく、解放系の中で行われる

ゆらぎの中、ポジティブフィードバックによって、自己組織化がされていくと、 自己組織化の臨界まで増大していく。 臨界に達すると、自己組織化の閉鎖系は壊れ、 またそこからエネルギーが拡散していく。

という理解をした。 これ、面白くないか。

エネルギー出し続ければ、構造が勝手に生まれていくというのを肯定している。

意味と意義と目的

生きる意味ってなんだろうとか考えることあるけども、 得てして無駄だから、動けとアドバイスをもらうことも。

閉鎖・限定された空間では、目的を作りやすい。 目的があると、意味が発生する。 意義は、自分だけではなくて、他の人たちのためにもなること。

問題は、世界は解放系の中にあること。 「枠」を決めてるのは、ただ決めてるだけなんだよねということ。

この閉鎖系の中での目的作っても、なんだろなーってなる。 目的がなんだろなーだから、生きる意味もなんだろなーってなる。

というわけで、考えるわけで、 この散逸構造論というものにふと出会った。

結論からいうと、解放系の中での目的は、 「遠くに行くこと」 なのかなぁと。

エネルギーを出し続ければ、構造が生まれる。 構造は臨界に達すると壊れるが、密度の濃いエネルギーがたまっている。 それがまた拡散していく。 構造が生まれることで、生まれないよりも、より遠くまで広がる。

アフリカのことわざで、 「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」 というものもある。 みんなって言葉はずるいが、これが散逸構造論というか、 このルールに沿ったのをわかりやすく言い表していると思った。

じゃあ人のエネルギーなんぞとか、 混沌としているところから、急にポジティブフィードバック生まれて、 ランダムからカオスに、カオスから秩序になるのなんぞとか、 構造ごとに自己組織化限界決まってるのなんぞとか。

いろいろ疑問が浮かんでくるので、また考える

10回クイズ

「ざっくりハイタッチ」が終わった今、毎週一番楽しみにしている番組は「水曜日のダウンタウン」。 藤井健太郎さんが演出を手掛ける番組で、電波少年が好きにはたまらないバラエティ番組になっている。

2016/6/8に放送された「10回クイズ初回は絶対食らっちゃう説」は、 2004/12/8にトリビアの泉で放送された「6人の学者が考えた最も間違いやすい10回クイズ」を思い出した。

当時考えられた10回クイズはwikipediaを見ると、

質問者「『ニシン』と10回言ってください」 回答者「ニシン、ニシン、ニシン……」 質問者「赤ちゃんが生まれることを何と言いますか?」 回答者「妊娠?」 質問者「出産です」

番組内でも「へーへー」と苦笑が入り乱れてなんとも言えない空気があった。 最近はまっているのがオリジナルで10回クイズを作ること。 移動中知り合いと2人で考えあって出しあうんだけども、 とある方が到達したから送ると言われたのがこれ。

10回クイズを作る上で大事な2点

  1. 問いの明確さ 例えば、「蚊に刺されたら塗るのは?」みたいなのは不適切。 ムヒかキンカンかわからないので。 「道端で手を上げて拾うのは?」くらいの明快さが必要。

  2. 問いの中の惑わす要素(「長い」や、ヒザ・ヒジのような音韻)を探す この二つを満たす問いを考えればほぼ終了かと。

上記踏まえた上で、

クール×10回→夏しか入れないのは?

という10回クイズをもらった。

なるほどですね。と返した。 こうやって作りながら改善できるのは楽しい。

子どもたちともできるのが楽しくて、 いくつか出した上で、考えてみてとお願いして出てきた質問に唸った。

にんじん×10回→にんじんを肌色にすると?

にんげん?って答えると、「肌色のにんじんだよぉ」。

YAP(achimon)C::Asia Hachioji 2016行った

yapcasia8oji-2016mid.hachiojipm.org

github.com

ブログ書くまでがYAPC

ということなので、ブログを書きます。 今までWordPressだったんですが、7人で飲んでいて、僕以外みんなはてなブログを使っていて、 プロをすごく勧められたので、その場でプロを契約して、今飲み会真っ最中ですがMac出して書いています。 書いてる途中にもMarkdownにしなよ〜と言われて編集モードがMarkdownになりました。

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トーク応募した

@miyagawaさんの多大な影響をうけて、 @yusukebeさんとだんごゆっけの平和な話というPodcastをやっています。

dandy.fm

今回主催された@uzullaさんに前回ゲストにでてもらい、「トークだしなよ!」と言ってもらったので、 何事も経験だなと思い今回トーク応募しました。

前回まではスポンサー枠で参加させてもらっていたんですが、 今回初めてプレイヤーとしての参加です。

yapcasia.org

もともと僕はActionScriptとかをちょこちょこ書いたり、フロントエンドをちょこちょこ書いたり、 最近だとjavascriptを少しずつ勉強している身です。 やっているサービスがPerlで動いていて、一緒にやっている@yusukebeさんが、 初期からPerlコミュニティの方々にお世話になっていたので、YAPCに3年前くらいから参加しています。

トークした

今回は2日目のみ参加で、朝一10時スタートで30分トークしました。 トークタイトルは「2人で楽しくサービスやアプリを作る話」です。

www.slideshare.net

内容としては、デザイン思考のものづくりの進め方を話して、 それだけだとなかなか上手くいかないので、 細かいけど案外大事なコミュニケーションの進め方のノウハウを話しました。 こういうトーク初めてで話している最中も、終わった後も一切の手応えがなかったんですが、 ありがたいことにベストトークの第3位に選んでいただきました。 朝一から来て聞いてくれた皆様、ありがとうございます。

@shiba_yu36さんのツイートがとてもうれしい。

YAPCいい

YAPCを初めて知った時から、今に至るまで、 このコミュニティの素晴らしさには目をみはるものがあります。 広い宇宙に地球があるくらい、奇跡的なコミュニティだと思います。 ちょっと言い過ぎかもしれませんが、そんなことを感じます。 まぁ、でもおそらく同じようなことを感じている人も多いのかとも思います。

個性的な人たちで、技術大好きで、OSS大好きで、 好きなことやってると社会もよくなって、 みんな挑戦してるから、助け合える環境。ほんとすごいなと思います。 歴代の運営の皆さんと参加者の皆さんに心から敬意を表します。 エンジニアって素晴らしいですね。いつもありがとうございます。頑張ります。

人と会えた

github.com

@hoyo1111さんのトーク聞いたあと、アプリ内のこととか、通知のタイミングとか、 久しぶりにあって話せたの良かった。 今回スライドの最初のページでちょっと名前だしてるんですが、 大学時代の卒業制作を2人で作った仲間で、昔からものづくりしてる仲間と、 こういう場所で出会えるのすごいいいなと思います。

github.com

@shokaiさんのトークは昨日起きれるか不安で徹夜した影響で ウェイティングルームで寝過ごしてしまい聞けず。。今回唯一の心残り。 ビデオがあがるのを心待ちに。

github.com

github.com

@yusukebeさんのトークは、昼休みにもスライド見ながら聞いていて、 2回目で理解も深まりました。 キャッシュ周りは沼であり、雷も落ちるし、サービスによりみんな多様な意見がある。

懇親会

こういうのが本質的に苦手で、いつも1人とだけ仲良くなろうと思って参加するんですが、 今回ははじめましてのミクルの田中さんに付き合っていただいて助かりました。 あと、@songmuさんとご挨拶だけできた。嬉しみですね。

さいごに

参加してみて、@uzullaさんが言うように圧倒的に出来る運営スタッフさんと、 マイクロソフト社のおかげで何不自由なく楽しめました。本当にありがとうございます。 目の前で飲んでおられますが、@uzullaさん本当にお疲れさまでした。とてもいいイベントでした。 @yusukebe素敵なコミュニティにご縁もらって感謝しています。ありがとう。 @lestrratさん、@side_tanaさん飲み会お邪魔しました。 @moznionさんベストトーク2位おめでとうございます! @soudai1025さんベストトーク1位おめでとうございます! @hitode909さんはてなブログ書きやすい。

Adobe Audition で Podcast作成 dandyfm編集覚書き

使うソフト

使うサービス

作業の流れ

  1. Adobe Audition CC→収録音声ファイル読み込み
  2. 頭とお尻のいらない部分カット→モノラル(LR50%)wav書き出し
  3. wav読み込み→ノイズサンプリング→ノイズリダクション(10db 100%)→ダイナミック操作(ブロードキャスト)→ハードリミッター(-12db 3db 7ms 100ms)→ノーマライズ(-1db)
  4. マルチトラック読み込み→お尻にジングル jingle_dandyfm-long_0917.mp3(フェードイン-8 -17db)
  5. 書き出し→マルチトラックミックスダウン(mp3 64k 48000Hz モノラル)
  6. iTunesで開く→mp3情報編集→ファイル名dandyfm-ep0xx→タイトル・ジャンル・リリース日…入れ込み→Dropboxへmp3移動
  7. 聞きながらshownote作成→tumblrに投稿

テンプレート

025 どこまでが2時?

ゲストにうずらさん(@uzulla)を迎えて第25回目の収録をしました。前回ゲストの牧さんとのドッペルゲンガー説も一部界隈で有名です。中学生時代自転車で京都に行った驚きのエピソードや、剣道の話、若くして起業して昭和力を鍛えてきた話、上司と部下についての話、頼られると嬉しい話、ワンマンアーミー青春を取り戻したい話、人に話すことで答えが出てくる話など三十路あるあるで楽しくお話ししました。

ご意見ご感想は #dandyfm をつけてツイートして下さい!


Thunderbolt Displayでテレビを見られるようにしたかった

結果テレビ東京のざっくりハイタッチ見られるようになって良かった。

なぜかというと、そもそもの目的は、

ラバーガール大水さんのなぞなぞぽいことを言う特技」の回を、

iPadじゃなくて大画面で見たかったからだった。

今見れている。

 

Thunderbolt Displayでテレビ。

と言っても、Mac book proから出力してる。

 

今までの環境はnasneとiPadだった。

nasneは優れモノ。まずこれにテレビのアンテナケーブル挿す。

それを無線LANつなぐ。

iPadtorneというアプリを入れると、もう番組予約もテレビ視聴も見られる。

これ外でも見られる。すごい。apple製品で。

 

それで、Thunderbolt Displayでテレビなんだけど、

Thunderbolt DisplayってappleTV繋がらないし、air playもできない。

macにStationTV Link入れてもなんかnasneに繋がらないし。

どうしようかなと思ってた。

そしたら、今日ファイアウォール一時的にOFFにしたら見られた。

ので書いとく。

 

 

Thunderbolt Displayでテレビを見られるようにした構成

 

地デジアンテナ

nasne

Airmac Extream

Mac book pro(セキュリティと…>ファイアウォールOFF)

StationTV Link(ソフトウェア)

Thunderbolt Display

Mac book pro(セキュリティと…>ファイアウォールON)

 

 

 

人工知能と哲学

発明と概念

発明とは言語化された概念を、多くの人が扱えるよう、定量化して物理に落とし込むこと。概念とは何か。時間という概念。価値という概念。最近だと一流のスポーツ選手が「入る」という、ゾーンも概念だろう。概念とは、一部の人が感覚として捉えられる世界の分け方を、より多くの人が思念を向けられるよう、言語化したモノだと思う。

時計という発明は、時間という概念に対応する。お金という発明は価値という概念に対応する。人間の数万年の歴史で、概念の全てが言語化されたかどうかと問いを立てた時、されたとすることは出来ない。

だから、新しい概念を認知すること。新しい概念に触れ、言語化すること。それを定量的にモニタリングできる物理的なモノを発明すること。それをしたいと思うし、それが生まれやすい仕組みを作りたいと思う。そう、すでにある概念から発明をするのではなく、まだ言語化されてない概念をまず言語化したいんだ。

そのため、言語ではない形での表現に触れること。専門領域で働く人たちに、生きている中で根拠はないが、確信めいたことはないかを聞くことだと思い、聞いて歩いている。言葉通り、聞いて歩いている。

第三者の存在を感じる経験

大学の医学部の学生に質問し、面白い答えをもらった。「はじめて人の体を解剖した時、間違いなく人間以外の第三者が、この体を作った感じがした」とのことだった。第三者は言いかえれば、神さまや創造主といってもいいらしい。僕はこういった経験がないので、とても興味深かった。

虫が仰向けになってたら、起こしてあげる経験

いろんな企業の立ち上げに関わってきた方に質問した時。「昔から道で虫が仰向けになっていたら、起こしてあげるようにしています。そうすると、だいたい次の日に胸に別の虫がぶつかりますね。まぁ、そういうもんかと納得しています。」とのことだった。僕はこういった経験がないので、とても興味深かった。

相対的な比較と絶対的な比較

相対的な比較しかできなかった時代は、言語以外で表現できる人たちは、今とは比べ物にならないくらい(無論いまでも十分貴重だが)、貴重だった。「これより、それは重いか」「あれより、これは大きいか」数字や言語がなければ、こうなる。ほぼ絶対的に近い分け方ができたことで、絶対的な比較はとても便利だ。

ただ、今の世界は絶対的な比較ができないものに対して、だんだんと寛容ではなくなってきている感覚が強い。シンプルに言えば、虫を助けたら、次の日に別の虫が挨拶に来るって話を、バカにしないで、そういうこともあるよねと受け止められる人が減ってきていると思うんだよね。

いま人工知能と哲学を両方考える必要があると思う

人工知能は、人間という概念に対しての発明かもしれない。いま、モニタリング、センサリングできて、定量化できるもので人工知能を考えていくと、あんまり良い未来を想像するのが難しい。それは、哲学などが担ってきた、固定化される前の幅広い部分を内包させるのが難しいからだと思う。また、そこに対して、人は人らしさを感じてしまうから。

僕は面白いと人が感じることをなんとか人工知能にも入れることができないかなと思ってる。あんまり良い未来が想像できなくても、人工知能が考えたネタで爆笑できたら、それはそれで幸せかもなとも思う。

そんなわけで、人工知能のための哲学塾 第壱夜「フッサールの現象学」といういままで全く踏み込んで来なかった分野に少し踏み込みながら、一緒に考えられそうな人を見つけられたらなと思っています。